2018年5月15日火曜日

「FreeBSDをブートできる外付HDD」で、PC内蔵のHDDを丸々バックアップする

前回、やり方をご説明した「FreeBSDをブートできる外付HDD」ですが、これを使うと、PC内蔵のHDDを丸々バックアップできるようになります。

まず、PCにUSB外付HDDを接続して、USB外付HDDからFreeBSDをブートさせます。

FreeBSDが起動したら、rootでログインし、
dd if=/dev/ada0 of=./hdd_backup.bin bs=16M conv=sync
とやると、PC内蔵のHDDのイメージを hdd_backup.binの名前でUSB外付HDDの中に保存できます。

逆に、
dd if=./hdd_backup.bin of=/dev/ada0 bs=16M conv=sync
とやると、今度はhdd_backup.binで保存されたHDDイメージを、PC内蔵のHDDに書き戻すことができます。

今まで躊躇していた、怪しいサイトからダウンロードしたアプリケーションやドライバを、より気軽に試せるようになりますよね。

もちろん、バックアップ先のUSB外付HDDの容量が、バックアップするHDDの容量よりも十分大きい必要があります。
あと、バックアップするHDDの容量により、バックアップ/リストアの時間が大きく変わること点に注意してください。
外付HDDとPC本体の接続がUSB2.0の場合ですと、40GBのHDDをバックアップするのに、およそ30分程かかります。

ということで、HDDのバックアップを丸々取りたい方は、ご参考にして下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿