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2021年5月7日金曜日

YAMAHA RTX1100のファームウェアを更新する

YAMAHA RTX1100という有線ルーターを中古で入手しました。

かなり古い製品で、3つあるいずれのLANポートとも100Mbpsまでの対応ですが、家庭向けの簡易的なルーターとは違い、3つのネットワークのルーティングができたり、内向きのDNS機能があったりと、なかなか高性能です。

また、YAMAHAの製品に対するサポートは非常に充実しており、販売終了して10年以上経つ商品についても、マニュアルやファームウェアをダウンロード提供しています。

こういう姿勢、非常に好感が持てますよね。

さて、このRTX1100ですが、中級者~上級者向けの製品なので、BUFFALOのルータみたいに、デフォルトでIPアドレスが振られていたりはしません。

また、設定はシリアルコンソールを通じて行う必要があります。

正確には、telnetやsshでもできるのですが、これらを有効にするために、シリアルコンソールで設定を行う必要があります。

まず、前のオーナーの設定が残っていると諸々問題があるので、工場出荷時の設定に変更します。

その後、ファームウェアを最新のものに更新します。

工場出荷時の設定に戻すには、背面のINITを爪楊枝で押したまま、電源を投入します。

その後、シリアルケーブル(クロス/インターリンク)でRTX1100とPCを繋ぎます。

PCでは、Tera Termなどを使ってRTX1100のシリアルコンソールにアクセスします。

シリアルの設定は以下の通りです。

Speed    : 9600bps
Data     : 8bit
Parity   : none
Stop Bit : 1bit
Flow Ctl : none

また、RTX1100はデフォルトではSJISの日本語のエラーメッセージを吐くので、Tera Termの設定で「漢字-受信」を「SJIS」に設定するのもお忘れなく。

本体が生きていれば、電源を投入すると、シリアルコンソールにメッセージが表示されます。

ENTERを押すと、ユーザのパスワードの入力を求められるので、何も入力せずに「ENTER」を押します。(デフォルトはパスワードなしです。)

続いて、本体のIPアドレスを設定します。

本体の動作にかかわる設定については、管理者モードに入る必要があります。

    administrator

と入力し「ENTER」を押すと、管理者のパスワードパスワードの入力を求められるので、何も入力せずに「ENTER」押します。(デフォルトはパスワードなし)

RTX1100には3つのLANポートがありますが、まずはLAN1(ハブ経由で4ポートあります)にIPアドレスを割り当て、TFTPでファームウェア更新ができるようにします。

    ip lan1 address 192.168.0.8/24
    tftp host 192.168.0.9
    save

これで、LAN1に192.168.0.8というIPアドレスが割り当てられます。

また、192.168.0.9からTFTPで更新するファームウェアの受け取りを許可します。

あとは、Windows10やUbuntu、FreeBSDなどからtftpコマンドでファームウェアをアップロードしてやればOKです。

Windows 10 64bitで使えるSCSIカードを求めて

 ふとしたことから、SCSI接続のMOドライブを使って、MOに記録されたデータを読み出したいニーズが出てきました。
SCSI規格は、2000年ごろは全盛だったのですが、今となっては失われたテクノロジーとなっています。

SCSI接続のデバイスを利用するには、SCSI-USB変換ケーブルや、PCI接続のSCSIカードに接続する方法があります。

ノートPCならば前者が必須ですが、入手性が非常に悪く、むしろUSB接続のMOドライブを探すほうが簡単です。
一方、デスクトップPCならば、前者のSCSI-USB変換ケーブルに加え、PCI拡張スロットがあれば、後者のSCSIカードを利用することができます。

SCSIカードの有名どころといえばAdaptecで、SCSIデバイスのメーカが動作確認・保証するのは決まってこのAdaptec製のSCSIカードでした。
しかし、Adaptec(現在はMICROCHIPの製造元であるMicrosemiの一部門になっている)のSCSIカードは、多くはWindows 7 32bitまでのドライバしか提供されておらず、64bit環境での利用は出来ません。

今メインで利用している、Windows 10 64bitがインストールされているPCで利用できるSCSIカードがないか、いろいろ探してみたところ、Symbios/LSILogic 53C8XXベースのSCSIカードはWindows 10 64bit環境で使えそうなのがわかってきました。

どうも、Dawicontrolというストレージメーカが、自社製のSCSIカードをWindows 10 64bitで使えるようドライバを書いてくれているようで、大変ありがたいことです。

Symbios/LSILogic 53C8XX、具体的には53C860、53C870、53C875、53C895あたりは、IO-DATA製のSCSIカードに多く採用されていました。
これらのSCSIカードは、過去多数流通しており、今でもメルカリなどで出品されていたりするので、試しに一つ入手して試すことにしてみました。

入手したのは、SC-UPCINというカードで、搭載しているのは「LSI 53C870」というチップです。
基板の刻印は「SC-UPCIN-1」となっていました。

DawicontrolのドライバはSCSI BIOSが有効になっているとリソースの競合が起こるため、これを無効化する必要があります。
IO-DATAのSCSIカードであるSC-UPCI、及びそのバリエーションには、だいたいジャンパーがあり、JP1にある2つのジャンパーを両方ともOPENにすることにより、SCSI BIOS(AT互換機用/PC-98用)を無効化出来ます。
(JP2は内蔵ターミネーターの有効/無効の設定で、AUTOを意味する1-2のまま変更しません。)

JP2を変更し、SCSI BIOSの無効化の設定をしたら、あとはSC-UPCINをデスクトップPCのPCI拡張スロットに挿し、SCSIデバイスを接続してからPC本体を起動させるだけです。

無事、

Daiwacontrol DC-2975U/2976UW SCSI Hostadapter

と認識されました。

 Windows 10 64bitは未署名のドライバを弾くのですが、このドライバはちゃんと署名されているようで、何もせずに適用されます。


Daiwacontrolには本当に感謝の言葉しかないですね。

2020年7月26日日曜日

ルーターとは別にDHCPサーバーとDNSサーバを立てると吉


家で8年ほど使っていたルータが故障しました。

BHR-4GRVという機種に、DD-WRTをインストールして使っていたのですが、ある日突然リンクしなくなり、HUBとしてすら使えなくなりました。
簡易DNSやヘアピンNATができて重宝していたのですが…でもまあ、長持ちした方かも、今までありがとう。

DD-WRTは高機能なのですが、IPv6パススルーやPPPoEマルチセッションができなかったりします。
正確にいえば、CUIで色々やればできるのですが、GUIで設定できて使えるほどには整理されていません。
この2つの機能のどちらかがないと、フレッツのサービス情報サイトにアクセスできず、回線認証をするフレッツメンバーズクラブのポイント交換ができません。

今後、IPv6化もしたいので、DD-WRTとはここでお別れし、通常の市販ルータに置き換えたいと思います。

それにしても、ルータが壊れるのは悲劇ですね。
インターネットにアクセスできなくなるだけではなく、DHCPでIPアドレスも振られなくなるし、内部の名前も引けなくなるので、一瞬パニックになりました。
今後、ルータが壊れた時に、内部で最低限のことができるように、DHCPと内向きのDNSは別の機器で分けるようにしておきたいと思います。

まず、最初にルータ本体の置き換えから。
最近の大抵の機種では、IPv6パススルーやPPPoEマルチセッションはできるようです。
一方、簡易DNSは高級な機種のみにしかなく、ヘアピンNATはその機能の有無がカタログにすら載っていないことが多いです。
このため、簡易DNSとヘアピンNATをルータ本体で賄わない、と割り切ることにしました。

首都圏の市街地では2.4GHz帯は非常に混雑しており、我が家の周辺でも同様のため、11aに対応したモデルを選び、普通に設定して使いはじめました。
これでとりあえずはインターネットへのアクセスは確保できました。

次に内向きのDNSについて。
イントラ内のクライアントが少ない内向けのDNSの構築には、dnsmasqが向いています。
また、dnsmasqにはDHCP機能もあるので、最終的にDHCPもdnsmasqで賄い、ルータのDHCPを無効にすると良いと思います。

幸いにして、我が家には7セグメントLED時計を表示させるために電源は入りっぱなしのRaspberry pi 2があるので、これを流用することにしました。
このFreeBSDがインストールされたRaspberry pi 2に、portsnapを利用してdnsmasqをインストールします。

portsnap fetch extract
cd /usr/ports/dns/dnsmasq
make install clean

4コアといえども非力なARMに加え、SDカードの読み書きが遅いため、かなり時間がかかるので注意してください。
また、途中でビルドのオプションを問うダイアログがいくつも表示されるので、いちいちOKをしていく必要があります。

インストールが完了したら、「/usr/local/etc/dnsmasq.conf」をこんな感じで編集します。

# global settings

domain-needed
bogus-priv
expand-hosts
domain=local.kishiro.com
listen-address=127.0.0.1,192.168.0.6

# DHCP settings

dhcp-range=192.168.0.128,192.168.0.233,720m
dhcp-leasefile=/tmp/dnsmasq.leases
dhcp-option=option:router,192.168.0.1
dhcp-option=option:netmask,255.255.255.0
dhcp-option=option:dns-server,192.168.0.6
dhcp-option=option:ntp-server,192.168.0.6

# DNS

address=/www.kishiro.com/192.168.0.26

address=/router.local.kishiro.com/192.168.0.1
    :
    :
    :

「192.168.0.6」はRaspberry pi 2に割り当てられているIPアドレスで、「local.kishiro.com」はイントラ内のドメイン名です。

「www.kishiro.com」は外部に公開しているwwwサーバで、外部DNSではルーターのWAN側のIPアドレスが引かれるように設定しています。
また、ルーター側の設定で、WAN側の80/443番ポートへのアクセスをLAN側の「192.168.0.26」にポートフォワードするようにしています。

置き換えた新しいルータは、案の定ヘアピンNATが使えない(内部ネットワークからwww.kishiro.comに接続してもエラーになる)機種でしたので、dnsmasqの設定に以下の一行を加えています。

address=/www.kishiro.com/192.168.0.26

これにより、内部ネットワークから「www.kishiro.com」の名前解決を試みたときに、外のDNSに問い合わせに行く前にdnsmasqがローカルIPアドレスの方を回答します。
結果、パケットがWAN側に出ていかず、折り返しが発生しなくなるわけですね。

長くなりましたが、これでルータが壊れたとしても、Raspberry pi 2さえ動いていれば、dnsmasqによる内部のネットワークのIPアドレス払い出しと、名前解決が担保されるようになりました。
Raspberry pi 2のほうが壊れにくいかは謎ですが。

そして何より、今後、高級なルータを買わなくてもすむようになりました。

皆様もよろしければお試しください。

2020年6月12日金曜日

Raspberry pi 2とFreeBSDで7セグLED時計を作る - ハードウェア制作


まずはハードウェアの制作からですが、回路設計はそれほど難しくありません。

基本的に「青色7セグメントLEDシリアルドライバモジュール」のVcc、GND、SDI、SCLK、LATCHをRaspberry piの40ピン端子と繋げばよいです。
ドライバモジュール間は、Raspberry pi 2から見て手前のモジュールのSDOを次のモジュールのSDIに接続します。

また、7セグメントモジュール以外に、秒針として点滅するLEDを時分秒の間に2つずつ、計4つ挟みたいと思います。

回路図はこんな感じです。


方眼紙に書いてあるのは、秒針+7セグメントLED 2つ分の回路です。
これを左側に直列に繋げて、合計6つの7セグメントLEDをドライブします。

1つのGPIOで4つのLEDを点灯させるのはやや力不足な為、スイッチ使うトランジスタも追加しています。

最終的に、以下の部品を秋月電子で注文しました。
※ これ以外に、10KΩと100Ωの抵抗が2本ずつ必要です。

最終的に、こんな感じに実装しました。


Raspberry piと接続する端子は、
  • Vcc
  • SDI(シリアルデータ入力)
  • CLK(シリアルクロック入力)
  • BLK(秒針LED点滅用)
  • LATCH(7セグメントLED表示ラッチ用入力)
  • GND
の6端子になります。

2020年6月10日水曜日

Raspberry pi 2とFreeBSDで7セグLED時計を作る - はじめに

今まで自分の部屋では、青色7セグメントLEDの電波時計を使っていたのですが、最近近所に高い建物が建ったためか、電波を受信しなくなり、時間が狂うようになってしまいました。
幸いにも、我が家には以前購入したままになっていたRaspberry pi 2があったので、NTPで正確な時刻を取得するのは容易です。
これを使って、電波が届かなくても狂わない時計を作ることにしました。


■表示部分に何を使うか?

アナログ時計はハードルが高そうなので、電子部品を使ってなんとかしてみたいと思います。
  • 7セグメントLED
  • ドットマトリクスLED
あたりがぱっと思いつきますが、ドットマトリクスLEDは制御が難しいし、ほぼダイナミック点灯(高速で点滅を繰り返す表示方法、人間の目には、残像により常時点灯しているように見える)しかできないので、7セグメントLEDをスタティック点灯駆動させて作ってみたいと思います。

■利用できそうな汎用ロジックIC

Raspberry pi 2にはGPIOが豊富にありますが、後先考えずにたくさん使ってしまうのももったいないので、汎用ロジックICを使って、使用するGPIOポートをなるべく節約してみたいと思います。
7セグメントLEDを駆動させるのに使えそうな汎用ロジックICをざっと洗い出してみました。

74HC4511

4bitの数値入力を7セグLEDの8出力に変換してくれる優れものです。
しかも、ラッチ回路があるので、一度入力した値を記憶してくれ、保持している間はRaspberry pi 2本体は他の処理をすることができます。
ただ、フォントは製造元によりまちまちで、「6」および「9」が5セグメントで点灯するものがあるので、意図した表示にするにはデータシートの確認が必要です。
また、「.」や、ABCDEFなどのアルファベット表示に対応していないのがイマイチです。
加えて、値段が他の汎用ロジックICよりやや高めです。

74HC137/74HC138

3入力→8出力のデコーダで、3bitの数値出力を8bit出力に変換してくれるICです。
74HC137はラッチ回路あり、74HC138はラッチなしの違いです。
7セグLEDの出力を保持する為に使うのではなく、ドライバICのセレクタに使う感じです。
これ1つで、3bit入力で8個の7セグメントLEDをセレクトすることができます。

74HC4514

4入力→16出力デコーダーで、4bitの数値出力を16bit出力に変換してくれるICです。
あまり生産されておらず、入手が難しいです。
74HC137/74HC138 2つで代用可能です。
74HC137/74HC138同様に、7セグLEDのドライバICのセレクタに使うのが良いかもしれません。

74HC595

ストレージ機能付きのシフトレジスタで、シリアル入力をパラレル出力に変換してくれるICです。
シリアル出力端子もあるため、連結して複数つなげることが可能です。
Raspberry pi 2からはSPIなどで比較的容易に駆動できます。

SPIが使えるなら、汎用ロジックICの総数を少なく済ませられる74HC595を7セグメントLED分直接に接続するのが一番リーズナブルです。

■便利な既製品

実は、74HC595と7セグメントLEDを駆動する為の抵抗やキャパシタがセットになった商品があります。


さすが秋月電子です、心得ていらっしゃいます。
今回は手っ取り早くこれを使いたいと思います。

2019年8月13日火曜日

BUFFALO BS-G2008MRのファームウェア更新

だいぶ前に秋葉原で入手したものの、しばらく放置していたBUFFALO BS-G2008MR。
これを設定して使えるようにすべく、まずはファームウェアのアップデートからはじめてみます。

必要なものは以下の3つです。

・シリアルポートがついたWindows PC
・インターリンク(クロス)ケーブル
・UTPケーブル

PCのシリアルポートとはストレートではなく、インターリンク(クロス)ケーブルで接続します。
シリアルポートへのアクセスには、Tera Term(SSHに対応している新しい方)を使います。
シリアルポートの設定は、Tera Termのデフォルトのままでよく、特に弄る必要はありませんでした。

シリアルコンソールからは、ID/パスワードは「admin」「」でログイン可能です。
設定方法はメニュー形式で、このあたりはコンシューマ向けの製品をたくさん手がけているBUFFALOならではな感じがします。

BS-G2008GRのファームウェアのアップデートでは、PCの方にTFTPサーバを動かし、BS-G2008MRからUTPケーブルでPCの方にファームウェアを取りに行く仕組みのようです。

BS-G2008MRのIPアドレスは、デフォルトで192.168.1.254が割り当てられているようなので、PC側も同じく192.168.1.?を割り当てます。

TFTPサーバのソフトウェアは、CISCO TFTPを使いました。
TFTPサーバのルートディレクトリにファームウェアを配置し、BS-G2008MRのシリアルコンソールからPCのIPアドレスと取得するファームウェアのファイル名を指定してやります。

TFTPのファイル転送に5分くらいかかりましたが、転送が終わるとシリアルコンソール側で確認画面が表示され、そこでYESを選択すると、更新プロセスが走り、しばらくすると更新が完了しました。

2019年1月15日火曜日

Nexus5XをLineageOS導入済みの状態から工場出荷状態に戻す

LineageOSをインストールして使っているNexus5Xですが、どういう理由か、LineageOSのアップデートが適用できなくなってしまいました。
アップデートのダウンロードはできて、インストールも選択できるのですが、TWRPの画面で「zipのシグネチャが違う」と言われてエラーになります。

何が原因かわからないのですが、色々試行錯誤するよりは、また一からLineageOSを導入したほうが早そうなので、そのようにしたいと思います。

ついでと言ってはなんですが、先日ファクトリーイメージを確認した際に、LineageOSがインストールされた状態から、完全に工場出荷時の状態に戻せそうだったので、
試してみたいと思います。

やり方は、こんな感じです。

まずFactory Images for Nexus and Pixel Devicesから最新のファクトリーイメージをダウンロードします。

2019/01/15現在の最新のイメージは「bullhead-opm7.181205.001-factory-5f189d84.zip」でした。

このzipファイルの中にある
radio-bullhead-m8994f-2.6.42.5.03.img
bootloader-bullhead-bhz32c.img
と、更にその中にある、「image-bullhead-opm7.181205.001.zip」の中の、
boot.img
recovery.img
system.img
vendor.img
の合計6ファイルを取り出します。

次に、本体の電源を切った後、音量小ボタンを押した状態で電源ボタンを押し、fastbootモードに入ったら、以下のようにしてそれぞれのイメージを焼きこんで行きます。
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash bootloader bootloader-bullhead-bhz32c.img
fastboot flash radio radio-bullhead-m8994f-2.6.42.5.03.img
fastboot flash vendor vendor.img
fastboot flash recovery recovery.img
fastboot flash system system.img
すべてのファイルの焼き込みが完了したら、以下のようにしてシステムを再起動させます。
fastboot reboot
再起動後、数分間起動のスプラッシュ画面が続きます。
端末の使用状況によっては、うまく起動できない旨のエラーメッセージが表示される場合があります。

エラーメッセージに続いて、工場出荷状態に戻すかの選択肢が出てくるので、YESを選択してください。

再起動後、また数分間起動のスプラッシュ画面が続き、うまく行けば、初期設定の画面が表示されます。

2018年11月16日金曜日

メインのデスクトップPCの不調

ここのところ、メインで使っているデスクトップPCの調子が良くないです。
暫く使っていると、突然リセットがかかり、リブートしてしまいます。
ここ数日で3〜4回も発生しています。

まず初めにCPUの熱暴走を疑ったのですが、リブート後のBIOS画面で確認しても温度はせいぜい40度弱で、これが原因とは考えづらいです。
だいたい熱暴走なら、もっと暑い時期に起こっていないとおかしいですし。

以前似たようなトラブルに遭遇した際は、マザーボードや電源の電解コンデンサの液漏れが原因でした。
液漏れしたコンデンサを交換すると治ったので、今回もそれかなと思いケースを空けてみましたが、マザーボード上には液漏れしたり膨らんだりしたコンデンサは見つかりませんでした。
続いて電源も分解してみたのですが、こちらも同じく何も見つからず。

う〜ん、原因はなんだろう。

問題の切り分けするために、原因になってそうな箇所を列挙してみます。

・電源
・グラフィックカード
・マザーボード
・CPU(可能性小)
・メモリ(可能性小)

※ CPU、メモリについては、リセットする前にフリーズするケースが多いので、可能性小として後回しにします。

とりあえず、以下の順番で切り分けしていこうと思います。

(1) 電源を交換してみる。
(2) グラフィックカードを交換してみる。
(3) マザボードを交換してみる。

上記のどれかの手順で問題が再現しなくなれば、交換したものに問題があるとういうことになります。

2018年9月13日木曜日

古めのノートPCで使えるLTE対応の内蔵モデムカード

手持ちの古いノートPC(ThinkPad X61sとX201)にWWAN機能を追加しようと色々調べたので、備忘にまとめてみました。

LTE通信対応のノートPCのほとんどは、SierraWirelessのAirPrimeというデバイスを使ってLTE通信を実現しているようです。
このモデムカード、チップセットはQualcommのMDM9xxxシリーズが使われているそうな。

AirPrimeには、M.2接続のEMシリーズと、miniPCIe接続のMCシリーズがありますが、古めのノートに接続することを念頭に調べたので、MCシリーズに絞っています。

尚、MCシリーズは、miniPCIe形状ですが、実際にはminiPCIeソケットのUSB信号のみを利用します。
ですので、miniPCIeソケットにUSB信号が来ていないデバイスでは利用できません。

また、お約束ですが、USB信号が来ているminiPCIeソケットがあっても、ノートPC本体にSIMスロットがないと、せっかくモデムカードをセットしても、SIM情報を読み込めない為にLTE通信ができません。

モデムカードを購入する前に、お手元の環境がこれらの前提を満たしているのを事前に確認するようにして下さい。


MCシリーズのうち、LTEに対応しているものは以下の通りです。

AirPrime MC7304
AirPrime MC7305
AirPrime MC7330
AirPrime MC7350
AirPrime MC7354
AirPrime MC7355
AirPrime MC7430
AirPrime MC7455
AirPrime MC7700
AirPrime MC7710
AirPrime MC7750

このうち、日本国内のキャリアをサポートしているのは以下の3つのみでした。
この3つについては、技適マークが付いたものが存在すると思われます。

AirPrime MC7430

    LTE : 1,3,5,7,8,18,19,21,28,38,39,40,41
    3G  : 1,5,6,8,9,19

最もバンドのカバレッジが高く、3キャリアの主要周波数帯を全て網羅しています。
3キャリアの公式ページにもこのデバイスについての記載があるので、各キャリア向け、及びSIMフリー版のSKUが存在すると思われます。
利用可能な3つの中で最も自由度が高いですが、価格も高いです。

AirPrime MC7330

    LTE : 1,19,21
    3G  : 1,5,6,19

docomoおよびそのMVNO向け。
東名阪エリアで展開されているLTE Band 3はサポートしていないですが、カバレッジの広い1500MHz帯(Band 21)に対応しています。
加えて、800MHz帯(Band 6,9)に対応しているため、800MHz帯のみで展開している山間部エリアでもLTE/3Gともに通信可能です。
但し、幻のデバイスで、利用可能な3つの中で、最も入手性が低いです。
(私は、実物はもちろん、ネット上で売られているのも見たことありません。)

■AirPrime MC7700

    LTE : 1,4,17
    3G  : 1,2,5,6

こちらもdocomoおよびそのMVNO向けです。
docomoの対応バンドのうち、サポートしているのはLTEではBand 1のみ、3GではBand 1,6のみと貧弱で、800MHz帯のみで展開している山間部エリアでは、3Gにハンドダウンします。
但し、3つの中では、最も入手性が高く、廉価です。

それ以外のデバイスの中にも、技術的には使えるものもありますが、日本国内に在住している人が使うと電波法違反になりますので、ご注意下さい。


私が調べた限りは以上なのですが、万が一上記以外に技適マークがついているものを見かけたら教えて下さい。

2018年7月30日月曜日

Nexus7(2013)のバッテリー交換

うちにあるNexus7(2013)ですが、だいぶバッテリーがヘタってきました。

このデバイスは文字通り2013年に発売されていて、かなり年式が古いものなのですが、Google製で非常に人気のあるデバイスだったこともあり、Android 6.0.1までアップデートできたり、Lineage OSを導入してAndroid 7.1相当にできたりと、今でも使い手があるデバイスです。

バッテリーさえ持てばまだ使えそうなので、部品だけ入手して自分でやってみることにしました。

さすがに人気のあったデバイスだけあって、やり方がYouTubeに上がってます。



まずは、ホームセンターで100円弱で売られているプラスチック製の薄いヘラを使って裏蓋を開けていきます。
過度な力がかからないよう、慎重にはずしていきます。

無事裏蓋が外れたら、作業は7割完了です。

動画にある通り、2本のフレキケーブルの保護シールを剥がした上で外し、続いてバッテリーのコネクターを外します。
バッテリーのコネクターは横ではなく、上方向に引っ張ると簡単に外れます。

バッテリーは4箇所でネジ止めされていますので、精密ドライバーで金属のパネルごと外します。

バッテリーと金属のパネルは、両面テープで止められているので、先ほどのヘラを隙間に入れて剥がしていきます。
この時、金属パネルで手を切らないように気をつけて下さい。(私は指をざっくりやってしまいました。)

両面テープはかなりの粘着力で、剥がした後も新しいバッテリーを固定するくらいの粘着力がありましたが、精神衛生上よくないので、シール剥がしを使ってすべて除去し、再度別の両面テープを貼って新しいバッテリーを固定しました。

あとは逆の手順でバッテリーをネジ止めし、フレキケーブルを再度固定した上で裏蓋をはめれば完了です。

これであと2〜3年は使えそうです。

2018年7月19日木曜日

FUJITSU FMV-TC8270

先日、秋葉原のパレットタウンで1,980円(税抜)で売られているのをゲットしました。



詳しいスペックは以下の通り。
http://www.fmworld.net/biz/thinclient/0810/8270/spec.html

見た目はノートPCですが、シンクライアントとして売られていたようです。
筐体はパッと見かっこいいのですが、シンクライアントなせいか、塗装が剥がれやすかったりと、ややチープ目です。

CPUはCeleron 723で、ネットブックが廃れたあとに登場したCULVノートによく採用されていたCore 2世代の最廉価CPUです。

メモリの交換は、裏面のネジを2箇所外すだけで可能で、DDR3 SO-DIMMモジュールを2枚まで搭載できます。
スペック上は最大2GBとなってますが、2GBのDDR3モジュールを2枚の合計4GB取り付けてみたところ、4GB丸々問題なく認識されました。




HDDの交換はメモリの交換と違い、本体をバラしてやる必要があります。
裏面のネジ、及び側面のRGBコネクタの六角スペーサネジを外すと、裏面が外せます。








内部ストレージはCompact Flashで、2.5インチHDD形状の変換基板の上にマウントされており、変換基板はSATAコネクタに接続されています。

変換基板は特にネジ止めはされておらず、クッションで四角く区切られた領域に収められていました。
試しに、2.5インチのHDDを代わりに収めてみましたが、隙間が空き、確実に固定出来ません。

内部ストレージを2.5インチHDDに置き換えるには、別途固定用にビニールテープやクッションを用意する必要がありそうです。

ということで、FMV-TC8270をざっと見てきましたが、32GB程度のCompact Flashを用意してストレージを強化したり、メモリを2GB程度まで増設すれば、そこそこの用途に使えそうです。

2018年6月7日木曜日

8.5inch LDC電子メモ


AKIBA PC Hotline!に紹介されていた「8.5inch LDC電子メモ」ですが、面白そうなので仕事帰りに秋葉原に寄って買ってきました。

https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1125327.html

触ってみた感想は、とても軽いです。
質感は、ちょっとチープかな。
力をかけるとしなるので、鞄の中に無造作に放り込んだりするのはやめたほうが良さそうです。


肝心の書き心地ですが、滑らかで意外と繊細な線も書けます。
ちょっと表面がつるつるする感じはしますが、鉛筆の書き心地に近く、個人的には好きです。

難点は、消しゴムが無いこと。
書いたものを部分的に消すことが出来ず、上部のゴミ箱ボタンで一括消去しか出来ません。

あと、このデバイスは電池式のようで、上面のネジを外し、引っかかっている爪をずらして引き抜くと、CR2020が出てきました。


電池を替えればずうっと使い続けられそうなので、筆算とかする人には便利な気がします。

欲をいうと、SDカードスロットとかがあって、書いたものを画像で保存できたりするといいんですけどね。

だれか作ってくれないかな。

2018年5月13日日曜日

L-04D

秋葉原の「PC Station キャプテン」で500円で投げ売りされていたのをゲットしました。

docomo向けのLTEに対応したWi-Fiルーターです。





どこかの法人のリプレイスで出てきた品物っぽく、テプラでラベルがはられていました。

Wi-FiボタンとWPSを同時に押したまま15秒程待つと設定がリセットでき、工場出荷時の設定に戻せます。
工場出荷時のSSIDとパスワードは、蓋を開け電池を取り出した場所に記載されているので、それを使ってL-04Dにアクセスします。

L-04Dの本体のIPアドレスには192.168.2.1が割り当てられており、ブラウザでアクセスするとWeb UIを表示できます。
Web UIのデフォルトのパスワードは1234でした。

docomoの製品なので、mopera Uで使う前提でプロファイルが用意されていますが、それとは別に自分でも設定できるので、MVNOのSIMでも問題なく利用できます。

L-04Dで掴める電波は、LTEはBAND1、W-CDMAはBAND1とBAND3のみと、今となっては少な目です。

ファームウェアは2016年7月に出たV10Cが最新のようですが、すでにサポートが打ち切られており、どこからもダウンロード出来ませんでした。
試しに、LGMobile Support Toolを使ってみても、V10Aの状態で「最新です」と表示されます。

それほどコストがかかるわけでもないので、ファームウェアとかは更新できるようにしておいてもらえると有り難かったのですが。

2018年5月10日木曜日

HITACHI FLORA Se210(RK2)にシガーソケットで給電

Xubuntuをインストールして使えるようになったFLORA Se210(RK2)ですが、今更ながら付属のアダプタが12V出力なのに気がつきました。

12Vということで、昇圧や降圧をせずに普通乗用車のシガーソケットから給電できます。

ということで、秋葉原の千石電商で、

・シガーソケット
・DCジャック
・DCジャック変換

を買ってきました。





本体のDCコネクタは、センターピンが細いタイプで、ちょうどいいのがなかったので変換で妥協しました。
センタープラスになるよう注意して、DCジャックとシガーソケットのコードをハンダ付けして完成です。





 早速車のシガーソケットから充電できるか確認、無事に給電されているようです。


FLORA Se210(RK2)のディスクはCFですので、衝撃を気にせずに利用できます。
これで車の中でもバッテリー残量に気兼ねなく色々出来ますね。

HITACHI FLORA Se210(RK2)に軽量Linuxをインストール

先日メモリとディスクを交換したFLORA Se210(RK2)ですが、今日はこのPCにOSをインストールして使える状態にしてみたいと思います。
インストールするのは、軽量Linuxディストリビューション。

・非力なネットブックでもそこそこ動作すること
・継続的なサポートがあること

を基準に、LubuntuとXubuntuを試してみました。

結局、個人的に使いやすそうと感じたXubuntuの方を常用することにしました。

インストール後、特に追加のパッケージをインストールすることなく、日本語の表示や入力も可能でした。
標準エディタのmousepadで日本語入力をしてみたが、なかなか快適です。

最近のLinuxすごいです。

特に何も考えずにi386(32bit版)をインストールしてしまいましたが、Atom N450が64bit対応なことに後で気が付きました。
今度機会があれば、64bit版のXubuntuも試してみたいと思います。

HITACHI FLORA Se210(RK2)



2017年冬に秋葉原のパレットタウンで1,980円(+消費税)で購入しました。



詳しいスペックは以下の通り。
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/product/spc/florase210_rk2/spec.html

シンクライアントとして売られていたようですが、CPUにIntel Atom N450を搭載した、いわゆる第二世代のネットブックです。
メモリは標準で1GB、ディスクは2GB or 4GBのCompact FLashとかなり非力ですが、その一方で、11aが利用できる無線LANと、GbE対応の有線LANを搭載していて、ネットブックとして見るとちょっと良さめです。


 裏面のネジを外すことで、内部にアクセスができます。
内部にはCFスロットがあり、ここに2GBの工業用CFが刺さっていました。




手持ちの32GBのCFに早速交換。


メモリも基板に直付ではなく、DDR2なSO-DIMMソケットに刺さっており交換可能です。
DDR2-800 2GBのものに交換してみましたが、問題なく動作しました。

メモリやディスクを増設したところで、所詮はネットブックなので、Windows 7とか10を動かすには荷が重そうです。

軽そうなLinuxディストリビューションを探してインストールし、使えるか試してみようと思います。

2018年4月1日日曜日

マザーボードのIOシールド(リアパネル)の自作

秋葉原やハードオフで、よく中古のマザーボードを購入するのですが、IOシールド(リアパネル)がついていないことがよくあります。

IOシールド自体はeBayとかで単品で売ってたりもするのですが、1,000JPY以上して、下手するとマザーボードより高かったりします。

別になくても実害があるわけではないのですが、ケースに収めた際に隙間が開くのがなんとなく嫌なので、なんとか出来ないか今まで思案していました。

そんな中、たまたま行った近所の100均の店でいいものを見つけました。



植木鉢の土が流れ出さないよう鉢底に敷くプラスチックシートで、もちろん100円です。
プラスチック製なので、ハサミやニッパーで簡単にカットできます。

こいつをIOシールドの形状に加工してみます。

まずは、ハサミでだいたいの大きさにカットした上で、各コネクタのスペースをニッパーで穴あけしていきます。
穴の目の大きさがアナログRGBコネクタなどのスペーサーとちょうど同じなので、スペーサーを外してから再度ネジ止めすると、固定できます。




実際にケースに収めるとこんな感じです。



まあ何もないよりはいいかな。

2016年7月16日土曜日

Wi-Fi WALKER LTE HWD11


秋葉原のアールガーデンで税込500円で売られてました。
テプラが剥がされた跡が残っていたので、どこかの法人が使っていたものが中古で流れて来たんだと思います。




HWD11の特徴:
 ・au 4G LTEの主力バンドである800M帯、1.5G帯に対応(2.1G帯には非対応)
 ・論理で下り75Mbps、上り25Mbpsの通信が可能。
  (キャリアアグリゲーションには非対応。)
 ・利用できるSIM/UIMの形状はau Micro ICカード。

電源ボタンを3秒ほど長押しすると、電源が入ります。
au Micro ICカードスロット脇のリセットボタンを爪楊枝等で長押しすると設定を初期化できます。
電源投入直後、WPSボタンを素早く2回押すと、SSIDとPWが表示されるので、PCからWi-Fi経由でアクセスし、Web UIで設定することが可能です。

Web UIでは、APNも変更できるようなので、mineo等のau系のMVNOでも使えそうです。