2018年7月30日月曜日

Nexus7(2013)のバッテリー交換

うちにあるNexus7(2013)ですが、だいぶバッテリーがヘタってきました。

このデバイスは文字通り2013年に発売されていて、かなり年式が古いものなのですが、Google製で非常に人気のあるデバイスだったこともあり、Android 6.0.1までアップデートできたり、Lineage OSを導入してAndroid 7.1相当にできたりと、今でも使い手があるデバイスです。

バッテリーさえ持てばまだ使えそうなので、部品だけ入手して自分でやってみることにしました。

さすがに人気のあったデバイスだけあって、やり方がYouTubeに上がってます。



まずは、ホームセンターで100円弱で売られているプラスチック製の薄いヘラを使って裏蓋を開けていきます。
過度な力がかからないよう、慎重にはずしていきます。

無事裏蓋が外れたら、作業は7割完了です。

動画にある通り、2本のフレキケーブルの保護シールを剥がした上で外し、続いてバッテリーのコネクターを外します。
バッテリーのコネクターは横ではなく、上方向に引っ張ると簡単に外れます。

バッテリーは4箇所でネジ止めされていますので、精密ドライバーで金属のパネルごと外します。

バッテリーと金属のパネルは、両面テープで止められているので、先ほどのヘラを隙間に入れて剥がしていきます。
この時、金属パネルで手を切らないように気をつけて下さい。(私は指をざっくりやってしまいました。)

両面テープはかなりの粘着力で、剥がした後も新しいバッテリーを固定するくらいの粘着力がありましたが、精神衛生上よくないので、シール剥がしを使ってすべて除去し、再度別の両面テープを貼って新しいバッテリーを固定しました。

あとは逆の手順でバッテリーをネジ止めし、フレキケーブルを再度固定した上で裏蓋をはめれば完了です。

これであと2〜3年は使えそうです。

2018年7月19日木曜日

FUJITSU FMV-TC8270

先日、秋葉原のパレットタウンで1,980円(税抜)で売られているのをゲットしました。



詳しいスペックは以下の通り。
http://www.fmworld.net/biz/thinclient/0810/8270/spec.html

見た目はノートPCですが、シンクライアントとして売られていたようです。
筐体はパッと見かっこいいのですが、シンクライアントなせいか、塗装が剥がれやすかったりと、ややチープ目です。

CPUはCeleron 723で、ネットブックが廃れたあとに登場したCULVノートによく採用されていたCore 2世代の最廉価CPUです。

メモリの交換は、裏面のネジを2箇所外すだけで可能で、DDR3 SO-DIMMモジュールを2枚まで搭載できます。
スペック上は最大2GBとなってますが、2GBのDDR3モジュールを2枚の合計4GB取り付けてみたところ、4GB丸々問題なく認識されました。




HDDの交換はメモリの交換と違い、本体をバラしてやる必要があります。
裏面のネジ、及び側面のRGBコネクタの六角スペーサネジを外すと、裏面が外せます。








内部ストレージはCompact Flashで、2.5インチHDD形状の変換基板の上にマウントされており、変換基板はSATAコネクタに接続されています。

変換基板は特にネジ止めはされておらず、クッションで四角く区切られた領域に収められていました。
試しに、2.5インチのHDDを代わりに収めてみましたが、隙間が空き、確実に固定出来ません。

内部ストレージを2.5インチHDDに置き換えるには、別途固定用にビニールテープやクッションを用意する必要がありそうです。

ということで、FMV-TC8270をざっと見てきましたが、32GB程度のCompact Flashを用意してストレージを強化したり、メモリを2GB程度まで増設すれば、そこそこの用途に使えそうです。